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ごあいさつ

 

埼玉フィルハーモニー合唱団は1999年10月、指揮者松井 眞之先生を慕う多くの合唱好きの仲間により発足いたしました。現在は20名ほどの団員で活動を続けています。この合唱団はその名称から察せられるように、「オーケストラとも共演できるエネルギーを持ち、繊細で透明感のある美しいハーモニーをかもし出せる合唱団」を目指して「埼玉フィルハーモニー合唱団」と名付け、現在に至っています。

 

発足以来十数年、10回以上の演奏会を行ってまいりました。演奏曲目の主となるものはミサやレクイエムなどの宗教曲です。モーツアルトのレクイエム、フォーレのレクイエムなどは、団員が特に好んで歌ってきました。

指揮者は結成以来、絶えることなく松井 眞之先生。ピアノも発足当初から小笠原 貞宗先生。10年ほど前からヴォイストレーナーに阿久津 麻美先生を迎え、私たちの歌声は、ますます透明感のある力強いものに変わってきました。「これ以上望めない、最高の指導者に恵まれている」と自負しています。

レッスンはときに厳しいですが、2時間の練習後には満足感、充実感、そして、成就感まで湧いてきます。次回の演奏会はF.シューベルトの『ト長調のミサ』です。今、団員全員で、この新しく手にした歴史ある楽曲たちに対して、必死になって挑んでいるところです。最近は、素晴らしい新入団員も加わり、一段と活気を帯びてきています。

 

 

 

埼玉フィルハーモニー合唱団 団長 小川 明夫

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