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ごあいさつ

 

 平成元年に数名で発足した越谷声楽アンサンブルは、当初、選曲から音楽づくりまで団員同士で行ない、モンテヴェルディやダウランドのマドリガル、ジョスカンデプレ、パレストリーナの宗教曲などを歌っていました。

 2年後には越谷で「第九」等の指導をして頂いていた木部敏司先生を指導者にお迎えして、基本的な発声から音楽づくりを専門的に学ぶ事ができるようになりました。発足当初から好んで歌っていたにルネサンス時代のア・カぺラ合唱作品を中心とし、ブラームスなどのア・カペラ作品も歌うようになりましたが、その後メンバーが減り、活動をいったん休止することとなりました。

 9年前に、黒川和伸先生を指導者にお迎えし、旧知の仲間との活動を再開致しました。特筆すべきは、最近のリチャード・ミラーの研究にもとづいた発声時の姿勢、身体の仕組みについての指導です。身体の使い方や音色についての学びはとても奥が深く、まだまだ思うようには実現できていませんが、それを少しずつでも実現できるよう心掛けているところです。

 現在は5月下旬の合唱祭、また、来年4月(予定)に行われる第9回演奏会に向けて『Missa O quam gloriosum est regnum』、また『Missa Aeterna Christi Munera』などに取り組んでいます。最近、新しい団員も加わって、ますます活気を帯びてきております。

 

 

 

越谷声楽アンサンブル 団長 山崎 純子 

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