高音域♪
今日の練習は先生がお休みされたので、ヴェスペレの音取りの続きをしました。
「Dixit」は最後まで。その続きの「Confitebor」は14小節目まで。
フレーズにシューベルトほどの違和感はないものの、臨時記号やトリルが入っていて、また「Confitebor」はテンポが速くて、なかなかクセモノな気配です。音源をたくさん聴いて、できるだけ音取りをして臨みたいところです。
話は変わりますが、ソプラノは今回、highGがわりとたくさん出てきます。帰り道、Wさんも言っていましたが、なかなか狙った音が出ませんよね。でも、どうやら高い音が出ない、というのは、ソプラノやテナーが日本(世界?)共通の悩みのようです。ネットでちょっと調べてみると、たくさん記事が上がってきます。
高音発声について、自分はどうしてたかなぁ、と振り返ってみました。
1、出せるギリギリの音の半音上まで発声練習していた
発声練習で、とにかく出る音ギリギリでやめず、その次の音まで頑張って出してました。全然きれいな音じゃないし喉はガチガチに力が入っているし。最悪な発声でも音だけは出た、それで満足していました。
2、裏声を鍛えた
声変わりした時に予想以上に声が下がり、もともとボーイソプラノだったため焦りました。そのため、実声の限界以上の音域は裏声で対応し、とにかく声が出ない音域を作らないようにしていました。きっとただのプライドだったんでしょうが……。
3、喉の筋肉の筋トレ
ストレッチではなく筋トレです。軟口蓋を動かす運動や、声帯・舌根を動かす運動、耳を動かす運動を暇さえあればしていました。授業中や仕事中でも音がしないからできます。時々ほかの人と目があった時に強烈な変顔をしていることがありますが……。
こんなことを繰り返していた結果、中3の頃はEが実声の限界だったのが今ではhighAisまで出せるようにはなりました。でも、特に1、は真似しないで下さいね。喉を傷めます。
それよりも、次回阿久津先生がいらしたときに聞いてみましょう。
ただ、一つだけ言えるのは「高音域は出そうと思わなきゃ出ない」ということ。男女問わずです、普段の生活では全く出さないような音域ですから。でも、普段なアルトな声で話す人が、赤ちゃんをあやすときに笑顔でhighAくらいの音を出しているのは、見たことがありますよ♪