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「単純だけど、簡単じゃない」

立て続けに3度目のブログ更新です。

ペンが走っていますww。

毎回、さまざまな視点からご指導してくださる松井先生ですが、合同練習で先生がソプラノに言ったひと言が印象的でした。

バッハのカンタータ。

ソプラノはひたすら全音符が続くという、単純なフレーズです。

通奏低音ならぬ通奏高音、ですね~ww。

最近、航空自衛隊の飛行機が墜落しましたが、その原因は「空間識失調」だったそうです。

自分の位置や姿勢(高度・傾きなど)が把握できなくなる症状なんだそうです。

電車に乗って、長時間携帯をいじっていたりしてふと窓の外を眺めると、外の景色が急な斜面(ビルが斜めに建っていたり!)だったりすることがありますね。あの感覚です。実際には自分の方が傾いています。

音楽でも、空間ならぬ「音感識失調」が起きるのかもしれませんね!

正しく音をキープしているつもりで、フラフラっと下がってきたり、次の音に正しく乗れなかったり……。

ぼくの場合は、長い音符には「keep!」と書いたり、高めに出す意識が要る音には「↑」を書き込んだりしています。特にバッハなんかは、フレーズの先が読めなかったりするので、あっちにもこっちにも↑や↓が書かれることに……汗。

単純なフレーズですが、簡単なフレーズではない。

以上、今回の合同練習で一番印象に残った先生の言葉のお話でした♪

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