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コロナを経て……

11月になり、半年以上の休止状態を抜けて練習が再開されました。


とはいえ、Yさんが手作りしてくれた「歌用マスク」を着用して飛沫の飛散を防いだ上で、ですので、思ったように声が飛ばず、それなりに歌いづらくはあります。

でも、このマスク、内側が綿のため付け心地がとても良く、サイドと下が適度に開いているので呼吸はとてもラク♪

そして何よりも、歌うことができるのが、やっぱり嬉しい!



さて。


この休止期間の間、個人的に声を出していた人もいればいなかった人もいたことでしょう。

あ、べつに「歌ってなかったのはけしからん!」とか言いませんよ、管理人も久っさしぶりにシューベルトを開きました……汗。


今日の練習に参加して、一つ思ったことがあったので、書いておこうかと思います。

それは「自分の声を聞くと、色々おかしなことになる」ということ。


ソプラノだけで、あるいはテナーだけで……といった具合に、少人数で歌うことってありますよね。

そういうときって、(そうでなくても久しぶりで、しかも、まだ音が取りきれてなくて)不安になってしまいます。

でも、そうなると必死になって「自分の声ばかり聞いてしまい」ますよね。

で、気がつけば、前ではなく自分の耳に向かって音を出してしまい、「声を飲む」、あるいは「後ろに向かって歌う」ような発声になってしまいませんか?

結果、「音程が当たらない」「発音がおかしくなる」「正しい発声ができなくなる」など、様々な問題が起こってきます。

で、先生には「音が届いてない」「言葉がおかしい」といった指摘を受けてしまう。

何とかしようと思って、さらに「自分の声ばかり聞いてしまう」。


これ、無限ループになってません?


このループを断ち切るには、結局、自分の声を聞くのを止めて他の人の声や伴奏を聴くしかない。

ことばは悪いですが、自分の声を聞いたって聞かなくたって、取れてない音は正しく歌えないし、間違っていれば指摘はされます。反対に、歌いながら発声についてゴチャゴチャ考えないほうが自然に発声できるし(また音楽に集中できるし)、自分の声をある程度無視して周りに合わせるように努めれば、パート内の音は自ずと合ってくるものです。……、それって合唱の醍醐味じゃん♪



コロナのせいで、長いこと思ったような練習ができず、管理人含めほとんどの人が、音楽に対して多かれ少なかれ、「自信」を失ってしまっていると思います。こういうときこそ、ですね!


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