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わりとこういう曲……

  • 執筆者の写真: saitama-choir
    saitama-choir
  • 2016年11月24日
  • 読了時間: 2分

『Stabat Mater』の練習が始まりました。

磔刑にされ、力なくうなだれるキリストを悼む聖母、マリアの様子を歌い上げた曲。

十字架にかけられたキリストを見て、今すぐ十字架から降ろして助けてあげたい!、それができなくてもせめて足元に駆け寄りたい!、声を上げて泣き叫びたい!、そんな気持ちをグッと抑えこんで、我が子をじっと見上げる母の苦しみや痛みが見事に表現されている。そんなふうに思える、すばらしい曲です。

どこに?

1曲目と3曲目しかまださらっていませんが「全体に」でしょうか。

なんでしょう、ffであってもそれが長くは続かなかったり(すぐにデクレッシェンドでppになったり)、下降音形でデクレッシェンドしたりするあたりでしょうかね。

そんな音形を見るたびに「あぁ、今、感情を押し殺してるんだな」なんて思いながら歌ってみています。

きっと、子どもを相次いで亡くしたドヴォルザークの悲しみ、苦しみの中から生まれた曲だからこそのものなんだろうなぁ。

規模の大きな曲だけれど、決して数の暴力で歌える曲じゃないし、歌っていい曲じゃない。

とはいえ、歌ってみると、とても難しい。

音やフレーズは前回のバッハより簡単だと思うし、モーツァルトよりもテンポはゆっくり。

でも、「何となくは絶対に歌わないでくださいね!」とドヴォルザークに常に監視されてるんじゃないか、と思うほど、神経を使います。音形も、指示記号も……。

素人目ですが、この曲の一番のカギを握るのはppの扱いだと勝手に思っています。

いかに「悲しみ」「怒り」「苦しみ」を内包し、感情を噛み殺したようなppが作れるか。

がんばろっ。

わりとこういう曲、好きです。

 
 
 

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